日清食品から発売されているカップヌードル ソルトオフ。
減塩ファンならすでにご存じの方も多いでしょう。
塩分を30%カットしながらも、本来のカップヌードルらしい味わいも保たれたおいしい減塩食品です。
このページでは、カップヌードル ソルトオフを食べてみた感想とノーマルのカップヌードルとの違いなどについてご紹介していきます。
目 次
日清カップヌードル・ソルトオフの特徴
日清カップヌードル ソルトオフは、塩分30%オフの適度に塩分が控えられたカップ麺です。
同じ日清食品から発売されているノーマルのカップヌードル(しょうゆ味)、”あっさりおいしい”シリーズ(しょうゆ味)と成分を比較してみたので、以下をご覧ください。
ソルトオフ | オリジナル | あっさりおいしい | |
エネルギー | 372kcal | 361kcal | 263kcal |
たんぱく質 | 9.3g | 10.5g | 6.6g |
脂質 | 16.0g | 14.6g | 11.2g |
炭水化物 | 47.6g | 44.5g | 34.0g |
食塩相当量 | 3.2g | 4.9g | 3.9g |
(めん・かやく) | (1.4g) | (2.4g) | (1.4g) |
(スープ) | (1.8g) | (2.5g) | (2.5g) |
1食分の重量 | 79g | 78g | 57g |
塩分(食塩相当量)を比べてみると、ノーマルは4.9g、”あっさりおいしい”は3.9gなのに対して、ソルトオフは3.2gとなっています。
ためしに計算してみると、4.9g×70%=3.4g > 3.2g ですから、30%強のカットと言ってもいいかもしれません。
1食分の重量が、ノーマルで78g、ソルトオフで79gとほぼ変わりませんから、食べる量を減らさずに塩分だけ減らしていることがわかります。
塩分以外の成分に大きな違いはありませんが、ソルトオフの方が案外カロリーは高めです。
”あっさりおいしい”のしょうゆ味は一見塩分が少なく見えますが、1食分の重量を59gまで軽くした効果であって、塩分を大きく減らしたわけではありません。
日清カップヌードル ソルトオフを食べてみた感想
さて、いよいよ試食です。
パッケージを見ると、「ちゃんとおいしいのに、塩分30%オフ!」と書かれており、作り手の自信が感じられます。フタには爪が2個ついていて、熱湯を注いだ後の密閉力に配慮されています。
その代わり、かつて裏面に付属していた、フタ止めシールは割愛されています。熱湯を注ぎ、3分待って完成。
この簡便さがユーザーにはありがたいです。
フタを開けると、ふっくら玉子に小エビに謎肉ミンチボール、てな感じでかやくがふんだんに入っています。ぱっと見た感じは、ノーマルのカップヌードルとさほど違いは感じられません。スープの色は心なしか薄めに見えます。まずはひと口含んでみると、いつもの濃厚な醤油スープではなく、やはりあっさりしています。
”これならば罪悪感なく食べられる”、そんな風に思わせてくれるスープです。
めんやかやくも、基本的にはノーマルの味が踏襲されており、「ちゃんとおいしく」はしっかり守られているように感じました。
そもそもカップヌードルには、豚肉やエビなどの旨みが備わっているので、あえて塩気を強くする必要はないようにも思えます。余計な塩分を取りたくない人には格好の商品と言えるでしょう。
ただ、塩分を減らしているとはいえ、1食3.2g、めん・かやくだけでも1.4gは食塩が入っています。毎食2g以下の食生活に慣れた私には、やはり最後の方は塩辛く感じ、完まくはしませんでした。食ベ終わったら、カップもフタも紙製なので、燃えるゴミで捨てられます。バイオマースマークの認定を受けている環境製品でもあります。
おわりに
以上のように、日清カップヌードル ソルトオフは、塩分を30%(強)カットしながらも、本来のカップヌードルらしい味わいも保たれた、おいしい減塩商品とわかりました。
もともとの簡便さ、手軽さ、おいしさを引き継ぎ、かつ健康志向に配慮した一品と言えるでしょう。
普段のカップヌードルを塩辛く感じている方、健康に気遣いつつカップ麺を楽しみたい方、医者に塩分制限を言われている方には、ぜひこのソルトオフをおすすめしたいです
いまのところ醤油味しか出ていませんが、人気の高いシーフードやカレーなどにも広げていってほしいものです。
気になった方はぜひお試しを。
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