減塩醤油のこと

減塩醤油とは?

減塩醤油は、文字どおり ”塩分を減らした醤油” のことです。人々の健康志向を背景として、最近はさまざまな減塩醤油が登場し、おいしさや素材にもこだわった商品が多数登場しています。通常の醤油よりも半分程度以下にまで食塩を少なくした減塩醤油は、食事制限をしている人、生活習慣病を予防したい人、健康に配慮する人にはもちろん、単に、おいしく減塩してみたい!という人にもオススメのお醤油です。

減塩醤油のメリット

1.減塩醤油はおいしい。

減塩醤油を使うことのメリットとして、まず強調したいのが ”減塩醤油はおいしい” です。皆さんは、減塩醤油をまずいと思っていませんか? 最近は多くのメーカーで減塩醤油を扱うようになり、健康への配慮だけでなく、おいしさの向上にも努めています。減塩醤油の薄味に慣れる時間は必要ですが、慣れてくれば通常の醤油が塩辛く感じるようになり好都合です。

2.素材の味に敏感になる。

減塩に慣れると、料理に使われる素材そのものの味に敏感になります。塩辛さに慣れた舌では感じられない素材自体のおいしさを堪能できるので、食の楽しみがより一層ふくらむことでしょう。

3.食事制限でも料理の幅が広がる。

医師から食事制限を言われ、毎日の塩分の計算に四苦八苦している人も多いと思います。
味自体は従前のままで食べる量を減らすやり方も考えられますが、使う調味料を減塩に変えることで食の幅が広がるのも確かです。減塩醤油は塩分50%カットのものが多いので、塩分摂取量が半分に減り、食べる量を減らさずに済むかもしれません。

4.生活習慣病を予防できる。

減塩醤油は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の予防に間違いなく効果があります。
食塩の過剰摂取は、高血圧、脳卒中、心臓病、腎臓病などの原因となり、健康を脅かすことが科学的に知られています。減塩を習慣化することで健康を損なうリスクを抑えることができます。

5.手軽に入手できる。

減塩醤油は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのインターネットで手軽に購入できます無塩ドットコムのように、減塩醤油だけでなく、あらゆるジャンルの減塩商品を取り扱うサイトも提供されています。また、お近くのスーパーやコンビニエンスストア、百貨店などでも取り扱いのある一部の商品について入手できます。

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減塩醤油のデメリット(注意点)

1.早めに消費する必要がある。

食塩の多い食品は微生物が増殖しにくいですが、減塩醤油は食塩が少ないので通常のものより長い保存が効きません。開栓後はかならず冷蔵保存し、早めに消費する必要があります。

2.減塩に慣れる必要がある。

減塩醤油の使い始めは、口が普通の醤油に慣れてしまっているので、味に物足りなさを感じるかもしれません。最初は少し時間をかけながら慣れる必要があります。

3.値段がやや高めである。

減塩醤油をつくるときには、通常の製造工程に加えて脱塩法など塩分を取り除く工程にひと手間かかりますので、お値段はやや高めに設定されています。ただ、最近は減塩需要も増え、普通の醤油とほぼ変わらなくなってきています。

4.添加物が多く含まれているものもある。

塩分が少ない分、旨みや味わいを深くする化学調味料や、賞味期限を長くさせる保存料が含まれているものもあり、添加物が気になる方は原材料の確認が必要です。

5.計量する習慣を身につける。

減塩醤油だからといって安心して使いすぎると、結局は塩分を普通に取ってしまう恐れがありますし、コストも高くつきます。面倒くさくても計量スプーンなどを使って量りとる習慣を心掛けましょう。

どのくらい減塩すればよいか?

医師から食事制限を言われた人は、指示どおりの基準量を守ることになります。参考までに、腎臓病患者で1日当たり塩分4~6gの遵守が一般的です。

公的機関の基準値を紹介すると、厚生労働省で男性7.5g未満、女性6.5g未満、日本高血圧学会では1日6g未満、WHO(世界保険機関)では1日5g未満となっています。

日本人の1日あたりの平均塩分摂取量が男性で11g、女性9.3gと言われますので、日本血圧学会やWHOの基準を最初から目指すのはかなりハードルが高いです。食事制限が必要な人以外はまず厚労省の基準、男性7.5g未満、女性6.5g未満あたりを目指してみてはいかがでしょうか。

減塩醤油の種類

減塩醤油

醤油は通常、あらかじめ脱脂加工した大豆(脱脂加工大豆)を使用し、発酵・熟成の過程を経て、加熱またはろ過をしてつくられます。減塩醤油は、その後脱塩法などを使って食塩を一部取り除き、本来の風味や香りは損なわないようにつくられる醤油です。

丸大豆醤油と書かれたものがありますが、普通の醤油との違いは脂肪分の取り除き方だけです。醤油は製造工程で大豆に含まれる脂肪分を取り除きますが、丸大豆醤油は、多くの醤油が脱脂加工大豆を用いるのと違って、製造過程のなかで大豆から出る脂肪を取り除きます。風味が通常よりもまろやかに仕上がる特徴があります。

寺岡有機醸造社などから減塩の生醤油(きじょうゆ)も販売されています。きじょうゆは、製造過程で微生物を取り除くための火入れ(加熱)をし、その後何も加えない醤油を言います。火入れしているので味に深みとキレがあり、かつ醤油そのものの豊かな香りを楽しめます。原材料の表示に「大豆、小麦、食塩」とだけ記載されているのが特徴です。

なお、同じ”生醤油”と書いて「なましょうゆ」と呼ぶ種類もあります。こちらは、火入れをしない醤油で微生物はろ過によって取り除かれます。原材料は「大豆、小麦、食塩、アルコール」のような表示になります。さらりとした旨みでお刺身などにも合いますが、減塩醤油は塩分が少ないためか火入れしているものが多く、なましょうゆは塩分控えめの一部の商品に限られるのが現状です。

減塩だし醤油

醤油自体は、通常の工程で作られた醤油ですが、そこに昆布やかつお節などの出汁をブレンドしたものが「だし醤油」です。醤油にさらなるコクや風味、旨味をプラスし、料理の味付けにはもちろん、卵かけご飯(TKG)、冷奴、炒め物などそのまま醤油代わりに使っても、味に深みがでる便利な調味料です。

【関連記事】
塩分60%カットの減塩だし醤油を醤油の代わりに使ってみた
減塩醤油で卵かけご飯(TKG)

減塩醤油の塩分

減塩の定義を調べると、”通常の醤油の塩分の50%以下”、”食塩相当量が100g中9g以下”、”100gに対してナトリウム120mg以上の低減” などの記述が散見されます。キッコーマンのHPでは、『「減塩しょうゆ」と表示することができるのは「しょうゆ100g中、食塩量 9g以下(ナトリウムとして3,550mg以下)」と定められています。』と書かれていました。大さじ1杯(15mL)当たりにすると、食塩1.35g(≒1.4g)以下となり、塩分カット率では約40%以上の減塩が必要になります。ちなみに、塩分25%カットのキッコーマンの醤油は、減塩でなく「塩分控えめ」との表記になっています。

減塩醤油の塩分カット率は、製造・販売会社の基準で決まるため、同じ「50%カット」でも食塩相当量は会社ごとに異なります。たとえば、キッコーマンを販売元とする塩分50%カットの醤油は、食塩相当量で表すと大さじ1杯当たり1.2gですが、ヤマサの場合は1.3gです。また、同じブランドでも基準となる商品により、数字が若干異なる場合も見受けられます。ただし、それほど大きな差ではないので、あまり神経質に考えなくても良いと思います。

減塩醤油のたんぱく質含量

腎臓病などを患っている方は、減塩醤油に含まれるたんぱく質の量も気になる要素だと思います。

醤油に含まれるたんぱく質の量は、大さじ1杯当たりでおよそ1.3~1.7gです。減塩醤油も、塩分を少なくしただけで基本製法が同じであれば変わりありません。

キッセイ薬品工業の「減塩げんたしょうゆ」は、減塩醤油であるとともにたんぱく質調整もされており、大さじ1杯あたりの食塩相当量が1.2g、たんぱく質量が0.6gまで低減されています。げんたしょうゆの「げんた」はおそらく「減たんぱく質」の頭の3文字をとった名称と考えられます。

減塩醤油のボトル容器

減塩醤油のボトルには、プラスチックボトル、ペットボトル、ガラス瓶などがあり、キャップ部分はたいていプラスチック製です。

最近は、プラスチックボトルやペットボトルが主流になってきました。プラスチック製のものは、持った時に重量感が少なく片手でも使いやすいのが特徴です。また、一滴ずつ注げるように口の部分が小さく加工されていて、醤油さしに入れ替えずに直接使用できるものも増えてきました。逆に、口が広くなっている商品は使い過ぎになりがちなため、醤油さしに入れ替えたりスプーンで量り取るようにしたいです。

容量200~300mLのものがいわゆる”卓上用”のボトルです。お得用で450~600mLのボトルが市販されているものもあります。通常、同じ商品なら容量が大きいほど単価は安くなり、お得感は増します。初めて使う人は、まずは卓上ボトルで試してみてから、サイズを大きくしていっても良いでしょう。容量が1L以上の商品も一部にはありますが、減塩醤油は通常のものより賞味期限が短いため、使用する人数や頻度を踏まえ、きちんと保管する必要があります。

減塩醤油の上手な使い方

1.計量スプーンなどで量りとる習慣を身につける。

減塩調味料であっても量を守らなければ、正しい減塩と健康な食生活は保障されません。減塩醤油は普通の醤油よりも値段が安くはないので、使い過ぎは家計の支出にも響きます。したがって、少なくとも最初のうちは計量する習慣を心掛け、上手に減塩する方法を身につけましょう。

【関連記事】減塩を習慣化するコツみたいなもの

2.低塩分の物足りなさは香辛料などで補う。

塩分の濃さは食べ物をおいしく感じる大事な要素なので、普通の醤油に慣れた人にとって減塩醤油を物足りなく感じることもあるでしょう。減塩に慣れるまでは、お酢や香辛料を適度に加えるとおいしく食べられます。レモンやゆずなどの柑橘系の搾り汁も、味のバリュエーションが増え効果的です。

3.出汁(だし)を生かす。

減塩醤油を使った和食料理などでは、昆布やカツオでしっかり出汁を取ることによって旨み成分が増え、減塩でもおいしく感じることができます。減塩だし醤油を使うと、醤油のコクと出汁の旨みの一石二鳥をねらえ、野菜料理など素材が淡泊なものでもおいしく仕上げることができます。

減塩醤油なんでもランキング

ここでは、私自身が使ってみた感想と口コミ評価などを踏まえ、減塩醤油の商品をランキング形式で紹介します。

近年、減塩醤油の種類は非常に多くなりました。各メーカーとも、使い手の用途、人数、好みなどに応じて様々な商品を開発しています。減塩醤油はどれを選んでもおいしさに遜色ありませんが、各社のこだわりが各々の商品に凝縮されており、それらを堪能できるのが我々消費者の特権とも言えます。

このランキング情報は、減塩醤油をはじめて使う人には一つの道しるべとして、使ったことのある人には新たな”気づき”を発見する場として、お役に立てるよう作成しました。

ぜひ以下の関連記事にアクセスし、それぞれの特徴を比較しながら、自身や家族の好みに合う商品を選んでみて下さい。

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