クノールのカップスープは、日本で長く親しまれているインスタント食品の一つです。女優の永野芽衣さんが、とろける笑顔で飲む姿が印象的な、あのCMのスープですね。
そのクノールから、塩分がカットされた減塩カップスープが発売されているのをご存じでしょうか?カップに中身を入れて熱湯を注ぐだけでおいしく減塩できる画期的なスープなんです。
今回は塩分が40%カットされたコーンクリームスープを飲んでみた感想をご紹介します。
目 次
「クノール カップスープ」コーンクリーム塩分40%カット
クノール(Knorr)のカップスープは、味の素グループの味の素食品株式会社が製造元の食品です。
味の素は、東証プライム(旧 東証一部)に上場していて、おいしさだけでなく品質や食の安全にも配慮している会社です。
クノールの減塩カップスープは、2種類発売されています。
・「クノール カップスープ」コーンクリーム塩分40%カット
・「クノール カップスープ」ポタージュ塩分40%カット
これらの栄養成分等を、ノーマルな商品との比較で、以下に記載します。
コーンクリーム塩分40%カット | コーンクリーム | ポタージュ塩分40%カット | ポタージュ | |
1食分内容量 | 18.5g | 18.2g | 17.7g | 17.0g |
エネルギー | 82kcal | 79kcal | 77kcal | 73kcal |
たんぱく質 | 1.4g | 1.1g | 1.9g | 1.1g |
脂質 | 2.9g | 2.7g | 2.7g | 2.6g |
炭水化物 | 13g | 12g | 11g | 11g |
食塩相当量 | 0.48g | 1.0g | 0.62g | 1.2g |
ご覧のとおり、クノールのカップスープはもともとヘルシーなのに、塩分カットシリーズはどちらも食塩相当量が0.5g前後におさまっていて、より一層ヘルシーに感じますね。単純に数字だけを比較してみると、40%以上減塩されている気もします。
塩分40%カットのコーンクリームのパッケージには以下のフレーズが書かれています。
さて、どんなものか? 以下、試してみた感想をご紹介します。
「クノール カップスープ」コーンクリーム塩分40%カットを飲んでみた感想
ご承知かもしれませんが、つくり方はごく簡単。
①袋の中身をカップに入れます。
②熱湯150mLを注ぎ、すぐに15秒ほどかき混ぜて出来上がり
手づくりの減塩ミートスパゲティと一緒に食べました。
とても甘みがあって、やさしい味わいです。”スーパースイートコーン”を甘さのピークで収穫しているだけのことはあります。独特のとろとろ感がミートパスタにも合います。
外出のときは、お弁当やおにぎりのお供にも良さそうです。
ここで、少し簡単な式を提案してみます。
たとえば、1日6g、毎食2gまでの塩分摂取を基準としている人は、以下の式が成り立ちます。
メインディッシュ(中心食)+ 汁物(スープなど)≦ 2.0g
食事から汁物を除いてしまえば、塩分2.0gをすべてメインディッシュに傾けることができます。しかし、食事には汁物が欠かせないという人にとっては、汁物の塩分をいかに抑えるかが重要となってきます。
その時に、ノーマルのスープを選べば、メインディッシュに使える塩分1.0gまでに限られます。
一方、塩分カットの方を選べば、スープで0.5gしか使わないため、メインが1.5gまで大丈夫になります。
この0.5gの差は大きいと思いませんか?
おわりに
以上、クノールの減塩カップスープを飲んでみた感想をご紹介しました。
商品で謳われているとおり、甘くてやさしい味わいがあり、決して味が薄いという印象は受けませんでした。
塩分が少ないためか、ノーマルの商品よりも甘さが強く感じられますので、このあたりは好き嫌いが分かれるところかもしれません。
とはいえ、減塩でもできるだけ豊富なメニューを食べたい、すなわち”最大公約数”の食事をしたい人にとっては、大変ありがたい一品となるに違いありません。
気になった方はぜひお試しください。
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