減塩げんたしょうゆ｜塩分やたんぱく質をカットしてるけどおいしいの？

今回は、キッセイ薬品の「減塩げんたしょうゆ」を紹介いたします。

実はこの「減塩げんたしょうゆ」
塩分のみならず、たんぱく質、リンそれにカリウムもカットした、成分調整済みのお醤油なのです。

腎臓疾患などで摂取制限が必要な方には非常に貴重な調味料ですが、なにせ成分を減らしまくっていますのでお味のほうが気になるところです。

減塩げんたしょうゆを使ってみたいっ！　でも勇気が出ないっ！！
という方には特にお読みいただきたい内容になっています。

キッセイ薬品の減塩げんたしょうゆ

減塩げんたしょうゆの製造元は、キッセイ薬品工業株式会社（以下、キッセイ薬品）です。

キッセイ薬品は、東京証券取引所に上場しているプライム市場の企業です。上場企業なら良いというわけではありませんが、認知度や透明性といった点では安心感の持てる会社です。

「げんた」というネーミングはおそらく「減た（げんた）んぱく質」の頭文字3文字を取ったものだと思われます。

特徴は、市販の醤油よりも塩分、たんぱく質、カリウム、リンがいずれもカットされていること。
しかもそのカット率は、塩分48%、たんぱく質55%、カリウム92%、リン75%と、かなり大胆に減らされていることがわかります。

通常のお醤油との栄養成分値の違いはこちら⇊に記載のとおり。

少し電卓をたたいてみると、各成分値が上記の数字どおり削減されていることがおわかりでしょう。

関連サイトから口コミをピックアップしてみますね。

以上、参考にしたいコメントを抜き出してみました。

全般に星の数が多く、とくに腎臓を患うご家族の高評価が目立ちます。コスパに満足されている方と価格が高いと思われている方が好対照でした。煮物に使うと良いといったコメントも見受けられます。

以下、私自身が使った感想も踏まえ、げんたしょうゆを使うメリットとデメリットをまとめました。

減塩げんたしょうゆを使うメリット

１．十分な減塩効果が期待できる
これは、この商品にかぎらず減塩調味料に共通のメリットですが、塩分48%カットなので十分な減塩効果が期待できます。ただし、調理に使う際は計量スプーンなどで量りとり、使い過ぎないように心がけましょう。

２．たんぱく質・カリウム・リンが大幅にカットされている
塩分だけでなく、たんぱく質が55%、カリウムが92%、リンが75%カットされています。したがって、高血圧の人や腎臓疾患などでこれらの摂取制限が必要な人には大変ありがたい醤油です。

３．あっさりだけど十分なおいしさが保たれている
塩分48％減、たんぱく質55%減、カリウム92%減、リン75%減と、成分をかなり調整しているため味はたしかに薄めです。あっさりしています。先ほどの口コミにもあったように、煮物など加熱料理に使う方が無難かもしれません。けれども、刺身や餃子のつけ醤油に使っても、十分においしさを発揮しています。味を主張し過ぎない分、慣れると手放せない醤油になりそうです。

減塩げんたしょうゆを使うデメリット（注意点）

1．減塩商品です
まず、こちらは当然ながら減塩商品です。たんぱく質、カリウム、リンもカットされています。普通の醤油と間違えて買わないようにしてください。

2．ヘルスケア重視のしょうゆです
塩分が48%、たんぱく質が55%、カリウムが92%、リンが75%もカットされています。健康増進、高血圧予防、腎臓ケアなどを想定した調味料です。おいしさよりはヘルスケアを重視してつくられた調味料ですので、しっかりと見極めて使うようにしてください。

3．醤油さしを利用しましょう
ボトル本体の注ぎ口が広く、微調整が難しいつくりになっています。ですので、卓上醤油として使う際には、醤油さしに移し替えてから使うように心がけてください。けっして安価な醤油ではありませんし、商品自体が成分調整をしていても使う際にかけすぎたり、つけすぎたりしたら意味がありません。下の写真のように、100円ショップで買ってきたプッシュタイプの醤油さしでも十分かと思います。

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まとめ

以上、キッセイ薬品から出ている「減塩げんたしょうゆ」のご紹介でした。

塩分が48%、たんぱく質が55%、カリウムが92%、リンが75%カットされた醤油で、健康増進、高血圧予防、腎臓ケアなど、ヘルスケアを重視した調味料です。

あっさりとした味わいで煮物によく合いますが、つけ・かけ用にも十分使えるお醤油です。

以下、特徴をまとめましたので、参考になさってください。

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