減塩げんたぽん酢｜腎臓に配慮された減塩・低たんぱく質のぽん酢

今回は、塩分とたんぱく質を減らした「減塩げんたぽん酢」を紹介いたします。

実はこのげんたぽん酢、塩分・たんぱく質のみならず、リンやカリウムもカットした、成分減らしまくりのぽん酢なのです。

腎臓疾患などで食事制限が必要な方には大変ありがたい調味料なのですが、ここまで減らしまくっていますので、そのお味の方が気になるところです。

果たしておいしいのか？
いえ、まずくないのか？　と言った方が適切かもしれません。

げんたぽん酢を知ってるし使ってみたい！でも勇気が出ない！！という方にはぜひお読みいただきたい内容です。

キッセイ薬品の減塩げんたぽん酢

減塩げんたぽん酢の製造元は、キッセイ薬品工業株式会社（以下、キッセイ薬品）です。

キッセイ薬品は、東京証券取引所のプライム市場の上場企業、かつての一部上場の企業です。上場企業なら良いというわけではありませんが、認知度や透明性といった点では安心感の持てる会社です。

「げんた」というネーミングはおそらく「減たんぱく質」の頭文字3文字を取ったものだと思われます。あくまで憶測ですが。

市販のぽん酢よりも塩分43%、たんぱく質50%、カリウム80%、リン50%がカットされています。数字を見ただけでも、かなり大胆に減らされていますね。

栄養成分値の比較が商品のラベルに記載されていたので、少し比較してみましょう↓

ご覧のとおり、少し電卓をたたいてみると、各成分値が既出の数字どおり削減されていることがおわかりでしょう。

関連サイトから口コミをピックアップしてみますね。

以上、参考にしたいコメントを抜き出してみました。

全般に星の数が多く、とくに腎臓を患うご家族の高評価が目立ちます。一方、価格が高い、口に合わないといったコメントもごくわずかですが見受けられました。

以下、私自身が使った感想も踏まえ、げんたぽん酢を使うメリットとデメリットをまとめました。

げんたぽん酢を使うメリット

１．十分な減塩効果が期待できる
これは、この商品にかぎらず減塩調味料に共通のメリットですが、塩分43%カットなので十分な減塩効果が期待できます。ただし、調理に使う際は計量スプーンなどで量りとり、使い過ぎないように心がけましょう。

２．たんぱく質・カリウム・リンが大幅にカットされている
塩分だけでなく、たんぱく質が50%、カリウムが80%、リンが50%カットされています。したがって、高血圧の人や腎臓疾患などでこれらの摂取制限が必要な人には大変ありがたいぽん酢です。

３．あっさりで上品な風味である
塩分43%減、たんぱく質50%減、カリウム80%減、リン50%減。
これだけ減らしまくれば、やはり味はたしかにあっさりしています。ていうか薄いです。もっとましな言い方をすれば　”上品な味” です。柑橘系の果汁でほどよい酸味がありますし、ぽん酢特有のうま味もきちんと感じます。味を主張し過ぎていない分、鍋物をはじめどんな料理にも合いそうです。

げんたぽん酢を使うデメリット（注意点）

1．減塩商品です
まず、こちらは当然ながら減塩商品です。たんぱく質、カリウム、リンもカットされています。普通のぽん酢と間違えて買わないようにしてください。

2．味よりはヘルスケア重視のぽん酢です
塩分が43%、たんぱく質が50%、カリウムが80%、リンが50%カットされています。健康増進、高血圧予防、腎臓ケアなどを想定した調味料です。味よりはヘルスケアを重視してつくられた調味料ですので、そのことをしっかりと把握し、使うようにしてください。

3．値段はやや高め
口コミにもありましたが値段はやや高めです。おなじみのミツカンの味ぽんが360mL容器で標準価格が307円（税込）。これに対し、げんたぽん酢は同量の容器で607円（税込）ですからその違いは明らかです。つまり、味や健康に配慮し手間暇かけた商品であるとも言えます。ネットショップではまとめ買いなどでより安価に入手できるときもあるので確認してみてください。

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まとめ

以上、キッセイ薬品から出ている「げんたぽん酢」のご紹介でした。

塩分が43%、たんぱく質が50%、カリウムが80%、リンが50%カットされたぽん酢で、健康増進、高血圧予防、腎臓ケアなど、ヘルスケアを重視した調味料です。

あっさりと上品な味わいで、鍋物をはじめどんな料理にも合います。

値段はやや高めですが、味や健康に配慮し手間暇かけた商品であるとも言えそうです。

以下、特徴をまとめましたので、参考になさってください。

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