こんにちは! そらまめです。
今回は「減塩を習慣化するためのコツみたいなもの」と題してお届けします。
減塩が習慣化しない、できない人にはざっくりと以下の理由があると思います。
①減塩したいけど踏ん切りがつかない。
②減塩を試してみたけど続かない。
③やっぱり薄味では物足りない。
これらについて一つ一つ解説させていただきます。
目 次
減塩したいけど踏ん切りがつかない
これにはまず、なぜ減塩が必要なのかを自分に問いかけることが必要です。
なんとなく健康に良さそうだからという方。
それも理由の一つになり得ますが、もっと具体化することで減塩に対する意識を高めることができます。
・血圧が高いのでぜひとも下げて病気になるリスクを減らしたい。
・顔や手足のむくみをとってすっきりしたい。
・悪くなった腎臓の機能を改善させたい。
健康でも美容でもかまいません。きちんと目的を定めて自分自身のモチベーションを高めます。
使用する塩分の量をまずは3分の2まで減らしてみる。
そして段階的に半分まで減らしていく。
あるいは食品や調味料を減塩のものに変えてみる。
初めての物は勇気がいるので、まずは馴染みのある物から始めてみる。
たとえば、カレーライス。
市販のもので塩分カットされているものが最近は増えてきました。
塩分を25%カットしたジャワカレーやバーモントカレーに変えてみることも可能です。
キユーピーの減塩マヨネーズやハグルマの減塩ケチャップあるいは無塩ケチャップもオススメです。
健康志向が高まってきた昨今、こういった商品が増えていますのでぜひ活用したいものです。
減塩を試してみたけど続かない
これは多くの人にありがちだと思います。
やってはみるけど効果が出ているという実感がない。
塩分を減らしてみたけどいつのまにか元の木阿弥。
減塩を継続するには、まずしっかりと計量する習慣を身につけることが大事です。
目分量だと自分の体をしっかりと管理できません。
いつも手の届くところに計量スプーンを置いておき、使う際にはかならず計画量をはかりとること。
これをするだけでもだいぶ違ってきます。
計量スプーンにもいろいろありますが、私はなるべく厚型のスプーンを使うようにしています。その方が測定誤差が少ないと考えられるからです。
スタンダードなものから可愛いキャラクター付のものまでありますので、ご用意のない方はぜひ使ってみてください。
こういった減塩の習慣は必ず体の数値にも効果が表れます。
血圧であったり、血糖値であったり、それぞれ気になる数値があると思います。
私の場合、ガンの摘除により腎臓が小さくなってしまったため、定期検査の際にはクレアチニンの値をいつも気にしています。
手術直後の2年前は2.8mg/dLもあったのが、今では1.9mg/dLにまで改善しています。
これは、食生活全般、おもに減塩や低たんぱくを心掛けた結果にほかならないと考えています。
やっぱり薄味では物足りない
日本人は比較的塩分を好む人種です。
健康食として世界でも見直されている和食ですが、実は塩分の高い食事も少なくありません。
その代表格が味噌汁です。
一杯の味噌汁には通常2g程度の食塩が含まれます。
三食味噌汁を食べるとそれだけで6gの塩分(高血圧学会が推奨する一日の平均摂取量)を摂取してしまう計算になります。
そして、皆様大好きなラーメンはさらに高塩分。
市販のカップ麺には8g近く含まれるものも散見されます。
私たち日本人は自ずと高塩分の食事をとってきており、世界的にみても日本は高血圧患者が多いのが実態です。
塩分が少なくても満たされる方法はあります。
私がよくやるのは、塩分の代わりに香辛料や酢を加えることです。
七味、一味、ラー油、あらびき胡椒、タバスコなど料理にあった香辛料を加えるとある程度充足感が得られます。酢っぱさは、しょっぱさの代用になります。
味噌汁やラーメンはいっそのこと食べない方が良いのでしょうか?
もちろん我慢できる人は食べなくてよいでしょう。
私のように、朝は味噌汁、昼はラーメンといった生活を続けてきた人間にとって、それらを奪われることは苦痛以外の何ものでもありません。
ではどうしたらよいか?
それは単に使用する塩分を減らせばよいのです。
味噌汁には減塩ないし無塩の味噌を使いましょう。
ラーメンスープの素を半分に減らして使いましょう。
減塩のカップ麺を選びましょう。
そういった小さな努力で「苦しい」ではなく、「楽しい」減塩になります。
そして、こういった行動を習慣化し薄い味付けに一日も早く慣れ、濃い味付けを受けつけなくなれば本物でしょう。
まとめ
以上、「減塩を習慣化するためのコツみたいなもの」についてお送りしました。
まとめるとこうなります。
①減塩する目的をなるべく具体化する。
②馴染みのある食品から減塩を始めてみる。
③計量スプーンを使って調味料をはかり取る習慣を身につける。
④塩分の代わりに香辛料や酢を加えてみる。
⑤高塩分の食事は、使用する調味料を半分に減らすなどしてみる。
⑥こういった行動を習慣化し、薄味に慣れる。
習慣化には、言うは易し行うは難しのところがあります。
ぜひ当ブログ「そらまめ減塩健康通信」を参考にしていただきながら、私そらまめと一緒に前へ進んでいただければ幸いです。
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